私とてばなし®︎のルーツ2
今日も仙台からの更新です。
ゆうべたっぷり眠ったので冴えてます←と思っているw
>私の右目の視力に問題があることに大人たちが気づいたのは、小学1年生の入学時に行われた身体検査のときでした…
の続きです。
右目を塞いで左目で見る検査のマークや文字は一番下までクリアに見えるのに、左目を塞いで右目で同じものを見ても全くもってぼやけて見えない。
先生にそのことを伝えると、
「じゃ、一歩前へ出てみて」
と言われる。
それでもぼやけたまま。
「うーん、じゃぁもう一歩前」
結果は同じ。
左目を検査していたときとはあまりにも展開が違うので
「ね、ふざけてるんじゃないよね?」
と、半ギレっぽく訊かれる。
「見えません」
今なら
「失敬な!ほんまに見えないんですってば!」
と云えるでしょう。
しかし当時の私はそうではありませんでした。
「見えません」
からの一歩前へ…の攻防はこのあと数回繰り返されました。
そして先生はとうとう諦め、次の子を呼んだのでした。
数日後、学校から母へ連絡がありました。
「大学病院で精密検査を受けてください」
精密検査の結果わかったこと。
私の右目は弱視であると診断されました。
つづく。
こうして裸眼で本を読むことはできますが文字を追っているのは左目だけです。